2022年の最低賃金の引き上げ額
8月1日、厚生労働省の審議会で2022年の最低賃金の引き上げ額の目安が決定しました。
早くから引き上げる方針では合意していましたが、物価上昇の影響が広がる中、どの程度の上げ幅になるのかという点で注目がされていました。
結果として、全国平均で31円の引き上げとなり、全国平均で961円になります。これは過去最大幅での引き上げとなります。
コロナ禍が未だ沈静化していない中で事業主には厳しい判断を求められるかと思います。
一方従業員側にとっては、これだけいろいろなモノが値上がりしている中、上昇率に比べえて今回の引き上げ額でも心もとないかもしれません。
これから最低賃金の目安に基づき各都道府県の審議会が行われ、都道府県ごとの最低賃金が決まります。
その後、10月に最低賃金が改定されることになります。