就業規則を正しく整備することで、社員が守るべきルールが明文化され職場におけるモラルの向上が図れます。
就業規則は「よい会社」をつくるためのルールブック
世の中に法律や規則があるからこそ、我々は安心して日常生活を送ることができます。ルールがあるからこそモラルをもって生きることができるのです。そしてこのルールは我々が働く会社にも必要であり、ルールがあるから安心して働けるのです。
働き方改革など我々を取り巻く社会や経営環境が変わるなか、会社やそこで働く社員のこれからついて考える経営者が増えています。
適正な労働時間で高いパフォーマンスを発揮するためには、働く上でのルール決めが肝要です。
会社を守るための規則から、「いい会社」をつくるためのツールとして、就業規則を作成または見直しをされませんか?
「会社は人」だといいますが、社員のモティベーションを高める施策として、 就業規則の作成や見直しは大変有効です。
POINT
〇就業規則として明文化することにより、社員が守るべきルールが明文化され、職場におけるモラルの向上が図れます。
〇働くルールが整備されることにより、社員が安心して働くことができ、生産性の向上が期待できます。
〇就業規則を作成する過程で、会社の課題が顕在化し取り組むべきタスクが明確になります。
就業規則の作成手順
1.就業規則起案
- STEP 1 経営理念・経営方針の確認
経営者の経営理念や経営方針、また行動指針など、就業規則の基礎となる内容を確認します。 - STEP 2 社員の区分の確認
現在は正社員や有期契約社員、パートタイマー。アルバイト等さまざまな雇用形態を取り入れる会社が増えています。雇用形態ごとに社員を区分し、どの「社員区分」どの区分に当てはまるのか、そしてどの就業規則が適用になるのかが分かるようにします。 - STEP 3 労働条件の確認
社員区分に応じた労働条件の確認および決定をします。 - STEP 4 記載事項の確認
就業規則には、必ず記載しなければならない「絶対的必要記載事項」と、定めるのであれば記載しなければならない「相対的記載事項」、そして労働基準法上記載が義務ずけられておらず、記載するかどうかを使用者が自由に決められる「任的記載事項」があります。
2.就業規則の作成
- STEP 5 構成・用語の確認
読みやすく理解しやすい就業規則作成の上での構成の検討。またなるべくわかりやすい用語の使用と、用語の意味に誤解等が生じないかチェックをします。 - STEP 6 記載事項の漏れを確認
前述の必要記載事項等記載漏れが無いか確認します。 - STEP 7 リーガルチェック
現在の法律に準拠した内容になっているか確認してください。
法改正があった項目などは特に注意が必要です。 - STEP 8 社員への説明
この段階で社員へ説明することにより、より就業規則への理解を深め社内で受け入れやすいものとします。就業規則の内容を吟味し、修正の必要があれば修正を行ない、最終的な就業規則に仕上げます。
3.意見聴取・届出・周知
- STEP 9 労働者代表の意見聴取
労働者の過半数を代表する者の意見を聴き、それを意見書として書面にします。
意見書とは、意見を聴くものであり、必ずしも同意が必須ではありません。ただし、前段階であるSTEP7での社員への説明と意見を聴取することで、就業規則への理解を深め共同作業としてのルール作りに意義を持たせることにつながります。 - STEP 10 労働基準監督署への届出
事業場を管轄する労働基準監督署に、作成した就業規則に意見書と届出書を添付して届出します。
また、その際に別規定や労使協定等があれば、併せて届出してください。 - STEP 11 社員への周知
作成した就業規則は、社員全員が閲覧できるように周知する必要がありまます。
大事なことですが、就業規則を社員への周知を怠ると、就業規則の効力は発生しません。
料金のご案内
(消費税別) | |
就業規則基本策定 | 80,000円 |
パートタイマー就業規則作成 | 30,000円 |
給与規程策定 | 30,000円 |
育児休業規定・介護休業規程策定 | 30,000円 |
退職金規程策定 | 30,000円 |
その他諸規程策定 | ご相談 |
Country: United States
Open In Google Maps Property Id : 132
Structure Type: Brick
Floors No: 1
Outdoor Details
balcony
Garden
Other Features
Chair Accessible
doorman
Elevator
front yard